文系の学生が希望する職種として多いのは、営業や事務、または商業・保険・金融などが挙げられるでしょう。
逆に理系の学生さんが希望するのは、ITエンジニアやシステムエンジニア、研究開発・設計が比較的多いです。
ですが、文系の学生さんがIT・システムなどのエンジニアを目指してはいけないということでは無いのです。
そこで今回は、文系の学生さんがエンジニアを目指すにあたり、知っておいたほうがよい情報を紹介いたします。
エンジニアとは
そもそもエンジニアとは、エンジニアリング(工学)等の専門的な知識・スキルを持ち合わせた人材を指す言葉で、技術者とも呼ばれています。
ITの技術が進歩している現代では、インターネット関連のIT専門知識やスキルを備えた、ITエンジニアが幅広く活躍しています。
現代社会を陰で支える、縁の下の力持ちがエンジニアなのです。
現在、エンジニアはIT業界を中心に不足しているので、これからも社会で必要とされる貴重な職業です。
文系学生の強み
まず初めに、エンジニアに向いている人の特徴として、
〇作業をコツコツ行うことができる
〇人とのコミュニケーションが好き
〇PCにずっと向かっていても平気
〇好奇心が旺盛
が挙げられます。
つまり、仕事をひたむきに取り組み、コミュニケーション能力が高く(お客様から重要な情報を引き出すのが上手、さらに上司や部下とも気軽に会話をして状況を把握できる)、好奇心旺盛で多様な分野に興味を持って吸収することができる人が向いています。
これらをもとに、文系学生の強みを考えると、
〇”IT知識を持っていて当然”と思わない考え方を持っている
〇必要な情報を簡潔に伝える文章作成能力が高い
〇資料の読解力、説明に対する理解力が高い
つまり、エンジニアに必要な能力は必ずしも理系だけが持ち合わせているということではなく、むしろ文系学生の方が適性がある部分もあるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
エンジニアという職業を文系学生が目指したいと思ったとき、専門外だからと言って、就職できないことはありません。
パソコンを常日頃から操作する努力をすることや、コツコツ勉強して新しい知識や専門的知識を取り入れる努力をすることで、エンジニアとしての夢が近づくことは間違いありません。
文系出身の学生として、エンジニアを目指してみましょう。