こんにちは。天職コンサルタントの梅田幸子です。
志望動機の勘違い3回シリーズの2回目です。
志望動機の勘違い 2
志望動機の勘違い例です。どんな勘違いか、考えてみてください。
例1
面接官 「なぜ、当社を志望されたのですか?」
就活生 「リクナビでスカウトメールをいただいたので」
例2
面接官 「志望動機を教えてください」
就活生 「就職課で、良い会社だと言われたからです」
志望動機の勘違いその2は、「会社の求人を知った媒体を言う」です。
上の例の回答は、求人を知った媒体を答えただけで、 「志望動機」ではありません。
求人情報サイト
求人情報誌
就職フェア
転職フェア
就職課
人材斡旋会社(人材紹介会社)
紹介してくれた人
などが、 「媒体」に当たります。
「志望動機」は、 言葉のとおり、その会社を志望している「動機」。
動機とは何でしょう?
動機(≒モチベーション)とは、
自分の士気を高めて、やる気を出す力、
目標に向かわせる力
のことです。
動機には、内発的動機と外発的動機があります。
・内発的動機とは
自分自身の中から発する目標達成への動機づけ
・外発的動機とは
達成することにより報酬(金銭や賞など)が与えられる場合に起きる動機づけ
あなたがその会社に入ったら、士気を高めて、やる気を出し、目標に向かえるという理由を話せば、それが志望動機になります。
つまり、志望動機には、会社研究も大切ですが、 何より、自己分析が大切なのです。
興味をもったきっかけはダメ
シリーズ3回目に続きます。
【参考】志望動機に関する過去記事
志望動機は「その会社でなければならない理由」である必要はありません
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■梅田 幸子 (うめだ さちこ)
天職コンサルタント/生成発展アクティベーター有限会社グローカル
”就職の幸せ”を基準に転職を見つけるための就職支援は、4,000名以上の面接、数万回のESを評価してきた面接官の視点からのアドバスに定評がある。採用面接官向けに面接を教える講師でもある。著者『あなたが「一番輝く」仕事がわかる最強の自己分析』他5冊。
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