春から就活を開始して数か月たちますが、まだ内定がもらえていないという方も中にはいるかもしれません。9月に入り、気づけばもう秋…と思っているそこのあなた!秋採用こそ内定がもらえるチャンスです!
そこで今回は秋採用のポイントについてご紹介します!
秋採用って一体なに?
文字通り、秋からも企業が採用を続けることです。6月には新卒採用を終えてしまう会社が多く、夏休みが始まる前にはすでに募集が終了しているという会社も多くあります。
ですが、中には6月以降も募集をしている企業があります。募集時期を一次、二次、三次と分けていたり、春・秋とで分けているといった企業も増えてきています。また、留学や部活動など、なんらかの事情で春に就職試験を受けられなかった学生を採用するために採用活動をする企業もあります。
春採用、秋採用では何が違うの?
基本的な内容については変わりません。もちろん採用・不採用もあります。ただ、秋採用=春採用で内定をもらえなかった、第一志望が通らなかった学生が集まります。また、企業側も春で採用目標の人数に満たなかった場合はこの秋採用に力を入れます。
学生は内定が欲しい、企業は採用人数を確保したいと考えているので、学生・企業ともに焦っている状態です。なので、内定が出たらすぐに承諾・辞退の返事をすることが求められます。春採用のように、内定をいくつかもらってその中から選ぼう…というやり方が出来にくくなります。
秋採用のポイント
・求人情報をきちんと確認する
秋採用では複数内定をもらった中から自分が行きたいところに行くということが難しくなります。そのため、その仕事は自分が本当にやりたい事なのか、条件は自分が望んでいるものと一致しているのかなどを考えましょう。
・過去の採用試験を振り返る
書類選考が通らなかったり、面接がうまくいかなかったなど様々な失敗をしてきた方もいると思います。書類選考ならエントリーシートの書き方を変えたり、面接なら答えられなかったり、うまく説明できなかった質問は何かなど、人によって変わってきます。
まずは自分の失敗を認めて自己分析を行い、それまでの試験について振り返ってみましょう。一人で悩まず、周りの友人にアドバイスを求めたり、就職エージェントに相談することも手です。
・秋ならではの質問
面接においては、「なぜ春採用のときに試験を受けに来なかったのか。」「どうしてまだ就活をしているのか。」を聞かれます。その際、正直に「春に内定をもらえなかった。」と話してしまいましょう。下手に言い訳をしても逆効果になってしまいます。
ただし、それだけだと「とりあえず内定が欲しい。」という理由にしかなりません。企業側も「なぜ今この会社を受けたのか。なぜこの会社がいいのか。」という理由を聞きたいので、「御社で○○に取り組んでいきたい。」というような、これに携わりたいという意思を面接官に伝えられるようにしましょう。
まとめ
秋採用はスピードが求められます。また、面接においても秋採用ならではの質問もあります。
秋だからといって焦らず、まずは自分と向き合ってみましょう。振り返ったうえで、自分はなぜその会社を志望したのか、その会社でやりたいことは何かを面接官に伝えられるようにしましょう!