就活生の皆さん、こんにちは。
自分の将来働く就職先を決めるにあたって、できるだけ企業のことを知っておきたい、情報を得たいと思いますよね。初めて働く企業を決めるのは、社会人としての第一歩を踏み込む大切なタイミングでもあります。体験がないことなので、分からないことも多く不安を感じている学生は多いでしょう。
そこで、学生が求めている情報と学生がなかなか知ることのできない情報についてご紹介いたします。
就活生が興味を持つ情報とは
就活生が求める情報の多くが「会社の雰囲気」です。自分が将来その企業に就職した際に、どのような仕事をどのような環境でやるのかがイメージできるのが、「会社の雰囲気」です。
現在、働いている社員のリアルな情報は学生にとって、一番大切な情報と言えるでしょう。
「会社の雰囲気」とひとことで言っても、企業に興味を持つ学生のポイントは具体的に5つあります。
・一日の具体的な仕事スケジュール
・普段の職場の雰囲気(主に人間関係について)
・部署の異動はあるのか
・残業時間について
・休暇(土日休み、育児休暇、有給休暇など)
これらの情報は学生にとって、企業を決める上で必要な情報になります。
しかし、大まかな会社の福利厚生などを開示している企業は多いですが、よりリアルな細かい情報を聞かせてくれる企業はほとんどないのが実態です。
実際には、就活生はこうした情報を正確に得ることは難しいでしょう。
就活生からの視点
説明会やインターンに積極的に参加していても、企業側がそれらの情報を開示しようとしなければ、情報を得ることは困難です。
そこで、知りたい情報を得ることができなかった就活生の本音をお聞きしました。
「説明会やインターンシップに参加しましたが、企業側は会社の良いところのみを話していたため、『自分が働く時』のイメージができなかった」
と話していました。
その後、漠然とした状態のままでとりあえず内定が出たからと入社を決めましたが、実際働いてみると話で聞いた部分以外のギャップが大きかったそうです。その苦しみに耐えられず、退職を決めましたと話してくれました。
もし実際に話を聞くことができた場合でも、幅広い年齢層の方から話を聞くことが難しいことやタイプの違う人から話を聞くことができないため、情報に偏りができてしまうのです。
まとめ
学生はなかなか普段の生活の中で、企業に接する機会を多く持つことは出来ませんよね。
その中でも、より主体的な情報を入手するためには質疑応答などで積極的に企業に知りたい情報を質問することが必要になります。