就職活動を始める前によく耳にしたのが「インターンシップ」ではないでしょうか。
今では大学の単位に「インターンシップ」があるところもあり、とても身近に感じているものだと思います。
就職活動を行っているうえでよく「インターンに参加している方が有利」と聞くことはないでしょうか。
そこで今回はインターンシップに参加するのは有利なのかどうか、お伝えしていきたいと思います。
そもそもインターンシップとは?
インターンシップとは、就業体験を通じて、仕事や業界、その企業への理解・関心を深めることができる制度です。
学生のうちに体験しておくことで、実際に企業に入った時のことを想像しやすくなったり、今後就職活動を進めていく上での企業研究などにも役立ちます。
そのため、自分が納得のいく企業を選ぶことができるのです。
企業は何を求めているの?
企業がインターンに求めていることは様々です。
①皆さんが思っているような「採用」に直結するインターン
②企業のイメージアップ、認知度アップのために実施するインターン
③インターンというよりかは労働目的に実施するインターン
自分が採用してほしい!と思って臨んだインターンが②や③のパターンであれば参加する意味がないですよね。
必ずしも企業は採用を目的にしているのではないと念頭に置き、インターンシップの企業選びをするようにしましょう。
それでも参加してみたい!いつ参加するべき?
皆さんはインターンと聞くと大学3年生の夏くらいかな、と思うのではないでしょうか。
授業の選択として出てくるのもこのくらいの時期からです。
実際、インターンシップは大きく分けて夏と秋冬の2パターンに分かれます。
夏のインターンシップ
ほとんどの企業が夏場に開催することが多いです。
大学の長期休みとかぶっている為、学生側としても授業のスケジュールを調整することなく臨むことができます。
また、企業側としてはたくさんの学生さんと接点を持ちたいと考えているので、企業説明形の形式で行われることが多いです。
具体的に会社の仕事をするというよりかは、グループワークなどで和気あいあいと行うところが多いようです。
秋冬のインターンシップ
こちらも夏と同様学生の長期休みとかぶっている時期に行われます。
また、夏のインターンと違うのは夏よりも採用に関して直結した内容になっていることが多いです。
本格的に就職活動が始まった場合に一次選考もしくは書類選考の免除などが受けられるなどがあげられます。
結局参加したほうがいいの?
書類選考や一次選考の免除など、「就職活動に直結するものが欲しい!」というのであれば秋冬のインターンに参加することをお勧めします。
ただ、夏のインターンは参加しない方がいいというわけではなく、今の自分の力試しをするにはぴったりの場所だと思います。
ただし、どの季節においても、就活につながるインターンを実施している企業もありますので、先入観だけで判断せず、企業調査はしっかりと行うようにしましょうね!