就活マナークイズ(4)面接のノック編

こんにちは。天職コンサルタントの梅田幸子です。
就活マナークイズでは、敬語、立居振舞、電話、Eメールなど学生さんに多い失敗や時事問題を取り上げ、クイズ形式で出題します。

■問題:面接のとき、ドアをノックしなくても良いのは、どのケースか。

a.グループ面接で、2番目に入室するとき

b.受付の方が、ドアをあけて案内してくれたとき

c.パーテーションで区切られていて、ドアがないとき

■答えと解説

ノックは、部屋の中の人に気付いてもらい、「入室しても良いですか?」というメッセージです。友達の家に訪問したときのチャイムの役割と同様に考えれば間違いがありません。

では、それぞれを見ていきましょう。

a.ノックしない

複数の人で誰かの家に訪問した場合、チャイムを鳴らすのは代表者ひとりですね。「どうぞ」と言われれば、全員入って良いという意味です。

面接会場も、最初に入る人がノックをして、2番目以降の人は全員ノックをしないで入りましょう。

b.ノックしない

友達が玄関をあけてくれているにも関わらず、チャイムを鳴らすのは、おかしいですね。

面接も受付の方が、ドアをあけて案内してくれた場合は、ノックの必要はありません。

c.面接官の状態による

パーテーションで区切られていて、ドアがないときは、ケースバイケースです。

ドアの空いている家にいったときを想像してください。

玄関をのぞいて、誰もいなかったら、チャイムを押すか、「ごめんください」「こんにちは」なとど声をかけますね。誰かいても、こちらに気づいていないならば、勝手に家に入り込むことはしません。

面接会場ならば、面接官が書類を見ているなど、あなたに気付いていない場合が当てはまります。パーテーションをノックして、注意を向けましょう。

玄関をのぞいたときに、家の人が出迎えて「どうぞ」と言ってくれたら、チャイムは必要ありませんね。

パーテンションで区切られた面接スペースで、入り口に立っているあなたに面接官が気付いている場合は。ノックは必要ありません。

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■梅田 幸子(うめだ さちこ)
天職コンサルタント/有限会社グローカル取締役
 
“就職後の幸せ”を基準に天職を見つけるための就職支援は、4,000名以上の面接、数万枚のESを評価してきた面接官の視点からのアドバイスに定評がある。採用面接官向けに面接を教える講師でもある。著書『あなたが「一番輝く」仕事がわかる最強の自己分析』他5冊。
 
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