「自己紹介をしてください」「自己PRをしてください」と面接で聞かれることがあります。
実際に聞かれた方も多いのではないでしょうか?
自己紹介と自己PRはどちらも自分のことを答える質問ですが、実は違いがあります。
この違いをきちんと把握して答えることで、面接官に良い印象を与えることが出来ます!
自己紹介と自己PRをちゃんと区別する理由
一見似ているような質問ですが、きちんと区別して回答できると「きちんと質問を聞き、理解して答えている」と評価してもらえます。
反対に、どちらも混同したような回答をすると「質問の意図をくみ取れない学生だな」とか「話を理解できていないのかな」などと思う面接官もいます。
自己紹介の答え方
自己紹介では、自分の人間性について面接官に伝えましょう。
この質問をする面接官の意図としては、単純にどんな学生か知るためやきちんと自分について話せるかどうかをチェックしています。
自分がどういう人間で何を大学でしていたのかなど、人となりをイメージしてもらえる情報が良いでしょう。
例えば、出身地や趣味について話すのも良いです。
マイブームなどを話して面接官に印象付けると面接の通過率が上がります。
ここで気をつけたいのは、事実だけを話すことです。
その時に抱いた感情や詳しい説明はせず、「○○部に所属していました」など事実を完結に伝えましょう。
自己PRの答え方
自己PRでは自分の強み、能力について面接官に伝えましょう。
自分が今までどんなことをしてきて、そこで自分はどんな力を発揮したのかを具体例を用いて説明できると良いです。
ただ「私には○○な力があります」と言うだけでなく、それを裏付けるエピソードがあると説得力が増します。
面接官はこの話を聞いて、「この学生は我が社で頑張ってくれるか?」などと会社との適正を見ています。
しかし、自分がやってきたことの功績ばかりを伝える「やったこと自慢」にならないようにしましょう。
取り組みの中で一生懸命努力したことなどを詳しく伝えるようにしましょう。
この質問は?「所属とお名前を教えてください」
面接の部屋に入室し、椅子に座る前に聞かれる質問がこれですよね。
こちらも自分のことを答える質問ですね。
しかしこれには、聞かれたとおり大学名と名前だけを答えればOKです。
むしろここで聞かれていないことも答えてしまうと印象が良くないため、聞かれたことだけに答えましょう。
話す時間の目安
面接の受け答えでは、200字~300字以内で答えるようにしましょう。
時間にすると30秒~50秒くらいが目安です。
あまり長く喋りすぎると面接官も飽きてしまいます。
質問の中でも「1分以内でお願いします」など時間の制限がつく場合もありますので、時間内に完結に答える練習をしておくと良いでしょう。
まとめ
自己紹介も自己PRも面接では王道の質問です。
面接は何度も練習しなければ上達しません。
自分の伝えたいことをきちんと伝えられるように、早くから準備を進めていきましょう!