オンライン面接が増え、ZOOMに映る側、面接官、双方からのお悩みを聞くようになりました。これまで、訪問しての対面の面接では必要のなかった対策が求められます。
オンライン面接でもあなたの魅力をしっかりと伝えられるように、いくつかにわけてアドバイスを送ります。第四弾・第五弾は、背景について書いてみたいと思います。
背景も主張する
こんにちは。
天職コンサルタント・生成発展アクティベーターの梅田幸子です。
前回、第四弾は、背景の色について述べました。
髪の毛やスーツの色が背景に埋もれないように、そして明るく見えるよう。
では、明るくて、自分の輪郭がはっきり見えたらどこでもいいのか?というとそうでもありません。
ゴチャゴチャした背景だと、面接官の注意力が散ってしまい、あなたの話に集中できない可能性があります。
また、生活感あふれる部屋、ラブリーすぎる部屋だと、「働くあなた」をイメージしてもらうことへのハードルが上がります。
背景対策
背景が壁になるようにセッティングを考えてみましょう。
どうしても、壁にできない場合はどうするか。
棚でも本棚やメダル、トロフィー、花などが飾られているならが面接にも違和感のない背景ですので、そのままでOK。
しかし、ぬいぐるみが置いてあったり、雑然とモノが置かれている棚が画面に映りこむなら、棚に布をかけて目隠しをしてはいかがでしょうか。
ベッドが映り込む場合、カメラの角度を少しあおりぎみ(上向き)にするとか、顔と同じ高さにカメラを置き、平行にセットすると、入らなくなる方が多いようです。
ベッド高があり、それでも映る場合は、掛け布団を降ろしましょう。ベッドマットだけだと、生活感がグッと抑えられます。
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■梅田 幸子(うめだ さちこ)
天職コンサルタント/有限会社グローカル取締役
“就職後の幸せ”を基準に天職を見つけるための就職支援は、4,000名以上の面接、数万枚のESを評価してきた面接官の視点からのアドバイスに定評がある。採用面接官向けに面接を教える講師でもある。著書『あなたが「一番輝く」仕事がわかる最強の自己分析』他5冊。
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