こんにちは。天職コンサルタントの梅田幸子です。
面接官って何を見ているのか?
伝わる自己PRって何なのか?
感触をつかんでいただきたいと思い、学生さんが実際に書いた自己PRへアドバイスをしていきたいと思います。
では、さっそく事例からご覧ください。
【例5】
私はアルバイトでも、日常においても、計画を立て効率よく行動する人間です。
いいですね。
「計画を立て効率よく行動する人間」
面接官の興味をそそります。
面接官が知りたいのは、
①それホント?
② 本当だとしたら、どんなレベル?
① それホント? を解消するのが「エピソード」です。
バージョンアップのアドバイス
エピソードを挙げてみましょう。
●アルバイトでも、日常においても、
↓↓↓↓↓
アルバイトでは、_____
○○では_____
エピソードをたくさん挙げてみてください。
アルバイトで5つ、そのほかで5つを目標に出してみましょう。
エピソードを複数あげるのは、2つの理由があります。
ひとつめは、「そのPRポイントが本当に、あなたの特徴的なものか」を判断するためです。あなたの特徴・強みならば、いろんな場面で自然と発揮しているはずだから。
逆に、複数あがらないということは、あなたの特徴ではありません。もう一度、PRポイント(どのような自分の特徴をアピールするか)から見直しが必要です。
面接対策にもなる
エピソードを複数あげるもうひとつの理由は、面接対策にもなるからです。
面接官は、「そのあなたらしさは、本当かな?」ということを確認するために、「ほかに、計画を耐えて効率よく行動したエピソードを聞かせてください」と言ってくることがあります。
エピソードを出していれば、その中から話せばいいだけ。
面接対策にもなるのです。
エピソードの選び方
複数あげたエピソードの中から、文字制限の中、もっとも効果的に「計画を立て効率よく行動する人間」だと伝わるものを選ぶのです。
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■梅田 幸子(うめだ さちこ)
天職コンサルタント/有限会社グローカル取締役
“就職後の幸せ”を基準に天職を見つけるための就職支援は、4,000名以上の面接、数万枚のESを評価してきた面接官の視点からのアドバイスに定評がある。採用面接官向けに面接を教える講師でもある。著書『あなたが「一番輝く」仕事がわかる最強の自己分析』他5冊。
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