自己PRは「長く続けたこと」じゃなくていい

こんにちは。天職コンサルタントの梅田幸子です。

今回のテーマは自己PR。
自己PRを話していても、気持ちが乗らない・イキイキと語れていないならば、面接官には伝わりません。

こちらで見直しのアドバイス①「話し言葉にする」をお届けしました。

話し言葉に変えても、まだ気持ちが乗らない・イキイキと語れていないならエピソード選びからやり直しましょう。

エピソード選びが間違っているかもしれません

チェック①一番長く続けたことをアピールしていない?

たとえば、「一番長く続けたことをアピール」していませんか?

昨日会った学生さんはサークルの話をされましたが、「おもしろくなくて、1年で辞めてしまった」のです。

学業のアピールで、「他大との交流発表のためのグループ研究」を話す学生さんは、堅い表情。緊張かな? と思って、詳しく聞いてみたのですが、聞けば聞くほど、辛い表情になるのです。

「このグループ研究おもしろかったですか?」の質問に「おもしろくないです。他のメンバーがヤル気ないから、全部ひとりでやりました」と不満顔。

「テーマは興味あるの?」「先生からあてがわれただけで、あんまり」。

「どうしてこのエピソードを選んだの?」と聞くと、「3か月の課題で、ゼミで一番長くとりくんだからです」

自己PRは長く続けたことじゃなくていい

これまでのコラムでも繰り返しお伝えしていますが、面接は、あなたが働く姿をイメージさせるもの。

不平・不満・不安な顔を見せても、入社後にイキイキと活躍するイメージを与えることはできません。

話していて楽しいエピソードを選びましょう。

長く続けたことである必要はまったくありません。
すごいことじゃなくてもいいんです。
珍しいことでなくてもいいんです。

あなたらしさが表れている一コマを、エピソードにしてみましょう。

何かを長く続けたことと、会社を長く続けるのは別の話

近年の離職率の高さから、「継続力がある」「粘り強くて、一度始めたらやめない」ことを伝えようとする学生さんが増えているように感じます。

しかし、「ピアノを15年続けている」からといって、「その会社に入って、辞めない」とは限りません。
 
長く続けることをアピールしようとしないで、入社したら、何を喜びに、どんな風に仕事をするのか、「仕事ぶり」をイメージさせる自己PRにしましょう。
マッチしていれば、自然と長く続けることになるでしょう。
 
 そして、最初の事例。そもそも3か月続けたくらいでは、「長く続けること」すら、アピールになりませんからね。
 
誰かのアドバイスや、就活のうわさの一部分だけを切り取って、目的を見失わないように気を付けてください。

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■梅田 幸子(うめだ さちこ)
天職コンサルタント/有限会社グローカル取締役
 
“就職後の幸せ”を基準に天職を見つけるための就職支援は、4,000名以上の面接、数万枚のESを評価してきた面接官の視点からのアドバイスに定評がある。採用面接官向けに面接を教える講師でもある。著書『あなたが「一番輝く」仕事がわかる最強の自己分析』他5冊。
 
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