心理学で面接官に好印象を与えよう!!

高学歴で資格を持っていても内定が出ていない人と、低学歴で資格も持っていないのに内定をもらっている人の違いはなんでしょうか。就職活動をする上で欠かせない面接で、大事な心理学を紹介していきます。

メラビアンの法則

メラビアンの法則という言葉を聞いたことがある人はいるのではないしょうか。
メラビアンの法則とはアメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンが1971年に提唱した法則です。7-38-55のルール、3Vの法則とも呼ばれ、人の第一印象は

・外見(Visual)→55%、
・話し方(Vocal)→38%、
・話の内容(Verbal)→7%

で決まるという法則です。
面接官が7%しか聞いていないというものではなく、外見や話し方など第一印象が良くなければ、この人の話が聞きたいと思ってくれないということです。
面接の際にはあいさつの声や自分の身なりがちゃんとできているか確認してみましょう。

初頭効果

人は一番初めの印象に影響されやすく、一度その人の印象が作られてしまうと中々その人の評価が変わらないという理論です。ソロモン・アッシュが1946年に実施した実験によって証明されているのです。

実験

①知的_勤勉_衝動的_比較的_頑固_嫉妬深い
②嫉妬深い_頑固_比較的_衝動的_勤勉_知的

この実験でわかることは①の方が良い印象を与えるということです。
面接での入室の際、失礼しますという声が小さいだけで面接官は弱々しい、暗いと思ってしまい、面接中もその印象が続いてしまいます。
逆に考えると、失礼しますの声が大きいと、元気で明るい子という印象を面接官に与えることができるのです。最初の印象を意識すると面接でグッと内定に近づくかもしれません。

ハロー効果

容姿や服装、学歴や年収、その人の肩書きなど目立ちやすい特徴によって直接的に関係がないことまで判断してしまう心理作用を心理学的にハロー効果といいます。
ハロー効果には2種類あり、
・ポジティブハロー
・ネガティブハロー
があります。

一流の大学の学歴があるだけで仕事できそう、頭がよさそうなどポジティブな印象を与えます。また初めて会った人の笑顔がすてきというだけで良い人そうだな、優しそうだなという全体的な評価をされる可能性があるのです。
またネガティブハロー効果はそんな学歴がないだけで、仕事ができなさそう、初めて会った時の顔が怖いというだけで、怖い人、気難しい人などと全体的にネガティブな評価をされてしまう可能性があるのです。
面接の際は声を明るくする、笑顔を忘れない、身なりや髪型を整えるなどして、最初に与える印象がポジティブハロー効果であるようにしましょう。

まとめ

今回は心理学で面接を上手く乗り切る方法をご紹介しました。どれも最初の印象が大事ということがわかりました。最初の印象で面接官に良いイメージを与えられるようにしましょう。

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