面接でたまに聞く「あなたを漢字一文字で例えると何ですか?」という質問。実は、どのように答えればよいのか分からずに戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
この質問は一見難しそうに思えますよね。企業はその質問で何を読み取ろうとしているのでしょうか。
そこでその意図と具体例について詳しく説明します。
意図とは?
面接官は、この質問から「あなたがどのような性格や強みを持った人物なのか」ということです。なので「わかりやすく自分の特徴を捉えた漢字やキーワード」で考えましょう。
思いつかない方には
〇自分の長所を考えてみましょう。
その際自分の長所は、自己PRに書いてあることと同じで問題ありません。
具体例を紹介します。
・助
サークルやバイト先で人を助けることが多く、なおかつ今まで人に助けられて生きてきた。
・楽
人を笑わせるのが大好きで、楽観的だから。
・走
目標に向かって真っすぐに走るタイプだから。
・根
物事に対して根を張ったように努力することが得意だから。
・動
すぐ行動に移すことが出来て、わからないことがあったり気になることがあったらすぐ調べる性格だから。
・応
幅広い視野を持ち、柔軟に対応できるから。
・唯
一番という事にこだわらずに、自分らしく生きて行く事を心がけているから。
などといったものがあります。
この際漢字だけを答えるのではなく、その漢字を選んだ理由についても話しましょう。
大切なのはこれ!
重要なのは、漢字というよりも、その漢字にした理由やエピソードに説得力があるかどうかです。
説得力のないものは、マイナスのイメージを与えてしまいます。長所などではなく、ネガティブな漢字一文字を話してしまうと、敬遠されてしまうかもしれません。
この質問は圧迫面接?
圧迫面接とは、面接で受験者に対してわざと意地悪な質問をしたり、威圧的な内容の質問や反論をして、これに対する応答・対応を評価する面接のことを言います。
なぜこういった圧迫面接をするのか。それは受験者の本音を見るためだと言われています。不特定多数の取引先やお客様と関わる業種において、クレームや要望にきちんと対処できるかどうかを見極めるために行われることが多いです。
果たしてこの質問は圧迫面接に入るのでしょうか。
これに関しては人それぞれ考えが違います。ですが、念のために何を詳しく聞かれても答えられるようにしておきましょう。
まとめ
なぜその漢字を選んだのか、理由は何なのかをしっかりと考えましょう。
マイナスの面を見せるのではなく、自分がどういう性格なのか、どういったことを頑張って来たのかといったプラスの面を見せて、面接に挑みましょう!