ESの採用側の目的

こんにちは。天職コンサルタントの梅田幸子です。

就職活動の定番、エントリーシート(以下、ES:イーエス)。

採用側・面接官にとって、ESや履歴書は、どんな役割なのでしょうか。

採用側が選考にESを取り入れている目的を知っておくと、何を書けばいいか、ぶれにくくなりますので、ご紹介しています。

ES・履歴書の役割①

足切り選考 : 最低限のことができていない人を落とす

「一般常識がない」
「マイナスの仕事ぶりが想像される」

などのネガティブ要素がある場合に、不採用にします。

「会うまでもない」という評価なので、正しい書き方を知り、気をつければ防げる問題です。

ES・履歴書の役割②

候補者選考 : 面接に呼ぶ人を選ぶ

面接の枠に限りがある場合は、書類選考をします。

各自で記入事項が異なる履歴書よりも、会社専用のエントリーシートになることが多いです。

ES・履歴書に、自分らしさを表現することがカギとなります。

ES・履歴書の役割③

面接の資料として : 限られた面接時間を有効に使うため

履歴書の内容をもとに面接をすすめますので、履歴書やESで自分らしさとは違うキャラクターとして伝わると面接が難航します。

1次面接で不採用が続く人のコンサルティングをすると、履歴書・ESなどの書類に問題があるケースがほとんどです。ESは通るからOKというわけではないのです。

とっても重要なES・履歴書、あなたらしさを、表現してくださいね。

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■梅田 幸子(うめだ さちこ)
天職コンサルタント/有限会社グローカル取締役
 
“就職後の幸せ”を基準に天職を見つけるための就職支援は、4,000名以上の面接、数万枚のESを評価してきた面接官の視点からのアドバイスに定評がある。採用面接官向けに面接を教える講師でもある。著書『あなたが「一番輝く」仕事がわかる最強の自己分析』他5冊。
 
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