女性が働きやすい職場はどんな会社!?

就活をする女性が一番気になるのは、自分がどうなりたいかというビジョンを考えることが大切です。女性にとって仕事はもちろん大事ですが、結婚や出産をしたあとでも働けるのかなど気になりますよね。女性にとって働きやすさと活躍しやすさは同じにされやすいですが、企業にとって意味や捉え方が異なることがあります。
女性にとっての「働きやすい職場」は一体どんなものなのでしょうか?

「働きやすさ」

女性が働きやすい企業とは、結婚や出産しても安心して働き続ける制度や育児休業制度、短時間勤務制度などがしっかり整っている会社です。また残業の量、復職率が高いかなども大切な要素です。
昔は結婚した仕事を辞めたり、子どもができたら辞めたりというのが普通でした。しかし最近は、出産しても産休や育休をとり、復職するというのがベーシックになりました。働きやすさの面で、状況は現在進行形で変化しているので、OB・OG訪問などで新しい情報を入手しましょう。

「活躍しやすさ」

女性の活躍しやすさと聞くと、総合職で男性と対等に働く姿をイメージしやすいと思います。役員や管理職への女性の登用などでも測られることがありますが、総合職として女性が増えてきたのもここ10年くらいの話なので、その企業が管理職登用に真剣に取り組んでいるのかを確認することが大切です。
具体的な数値目標や、女性管理職育成のためのプログラムや研修があることなどがチェックポイントです。

女性活躍推進法について

働く女性の活躍を国としてサポートするべく、2016年4月から女性活躍推進法が施行されました。女性活躍推進法は女性の職場生活における活躍の推進に関する法律です。女性の活躍を企業側が進めることを義務付けられました。従業員が300人以上いる在籍する企業では、現状の把握と課題の分析、計画の公表や労働局への届出などが義務付けられています。
企業は女性の能力を十分に発揮して活躍できる職場環境へ変わるように、計画を進めていかなければいけないのです。この法律を境に多くの企業が女性の働く環境づくりの取り組みを加速させています。

女性視点で見るべき企業のポイント

今現在すでに、確立されている女性や子育てのための制度の大切ですが、企業側としての女性活躍推進に向けてどのような考え方を持っているか、社員の働く環境が大切にされているかなども職場選びの重要なポイントです。女性活躍推進としていろいろな制度が確立していても、男性社員や周りの社員から理解が薄ければ、制度を活用するのにストレスを感じることがあるかもしれません。
会社ホームページで、社員のインタビューなどを確認すると会社の雰囲気がわかりますね。また会社説明会や面接などで質問してみるのもよいかもしれません。

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