「学生時代頑張ったこと」がない!?題材や文章構成を教えます

就活で質問されることが多い「学生時代頑張ったこと」。中には「学生時代頑張ったことがない」と悩む人もいるのではないでしょうか。今回はこのような質問において題材の探し方や文章の構成についてご紹介したいと思います。

企業はなぜ学生時代に頑張ったことを聞くのか

企業が就活生に「学生時代頑張ったこと」を問いかけるのには意図があります。その意図を理解せず、回答している就活生もいるのではないでしょうか。企業はなぜ「学生時代頑張ったこと頑張ったことを聞くのかを十分に理解することが大切です。
まず、企業は就活生の“人柄”を知りたいのです。学生時代にどのようなことに力を入れていたのか、そしてどんな行動を取り、そこから何を得たのか。この質問でその人の人柄が分かるのです。そういった学生時代頑張ったことを通して、企業に合う人柄か判断する目的があります。

「学生時代頑張ったこと」がない…そんな時はどうしたらいい?

「学生時代頑張ったことがない」と感じている人も多くいるのではないでしょうか。大丈夫です。自分の頑張ったことに気づいていないだけです。そして頑張ったことはないと考えている人は、特別なエピソードや苦労したことを話さなければならないと思い込んでいるのではないでしょうか。
自分の中では当たり前だと感じていることも他者から見た時、「頑張ったこと」に値することもあるのです。一度、視点を変えて客観的に自分の経験を振り返ってみましょう。
また、家族や友人、大学の先生に聞いてみたり、日記、ブログを読み返してみたりして題材を探していきましょう。

「学生時代頑張ったこと」の文章構成

題材が決まったら実際に書いてみよう!そこで重要なのが文章構成です。文章構成により印象や伝わり方が変わってきてしまうので自分が「頑張ったこと」の魅力が十分に伝わるように文章構成を考えていきましょう。

1. 結論から述べる
  文章構成の際、最も重要なのは「結論」から書くことです。結論から書くことで話の内容が理解しやすくなります。
2. 結果までのプロセス
  その課題を乗り越えるまでにどんな行動を起こしたのか、どんな努力をしたのかを説明しましょう。
3. 結果
  その経験をする前と後では何が変わったのかを書きます。
4. 学び
  学んだことや成長した部分を書きます。
5. 企業での活かし方
  最後にその経験が仕事に対してどう活かせるのかを述べ、アピールしましょう。

まとめ

頑張ったことがないと思っていても気づいていないだけで、誰もが何かしら頑張っているものです。
「学生時代頑張ったこと」は珍しい経験や苦労話である必要はありません。その経験を通して、いかに企業にあなたの人柄が伝えられるかが重要です。自分では思いつかなくて悩んでいる場合は、第三者に聞くなど、別の視点から見てみることがおすすめです。

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